Debian関係の技術日誌

DebianにVisual Studio Codeをインストールする

DebianにVisual Studio Code(VSCode)をインストールして使ってみる。

1.Visual Studio Codeってなに?

Visual Studio Code(以下 VSCode)はMicrosoft社が開発/提供しているエディタである。
最大の特徴は豊富なプラグインで色々な機能が追加できることである。
テキストの編集だけでなくデータベースの操作を行ったりはたまた図の作成を行えるプラグインまでも存在する。
WindowsだけではなくMacやLinuxでも使用できる。

2.VSCodeのインストール

2-1.VSCodeのパッケージのダウンロード

ダウンロードサイト(https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/)へアクセスして
「Linux 64 .deb」をダウンロードする。

たとえば「code_1.104.1-1758154125_amd64.deb」のようなファイル名になっている。

インテル系CPUならamd64、ラズパイなどARM系CPUならarm64と付いているのを確認する。

2-2.VSCodeをインストール

rootユーザ権限ででdpkg を使ってインストールする。

# dpkg -i code_1.104.1-1758154125_amd64.deb

これでGNOMEのメニューにVSCodeが出てくる。

またcodeコマンドでも起動できる。

$ code .

3.日本語化

インストールが終われば早速殷日本語化する。
日本語化プラグインをインストールすることで日本語化できる。
左下の歯車マークのアイコンをクリックして「拡張機能」を選択する。
すると左のサイドバーに拡張機能の検索欄が出るのでそこに「japanese」と入力する。
上のほうに「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」というのが出るのでそれをクリックする。
真ん中の画面に説明がでるので「インストール」を押す。
VSCODEの再起動を促されるので再起動をする。
再起動後メニューが日本語になっているのを確認する。

設定の同期

複数のマシンにVSCODEをインストールした場合、設定を共有できると便利になる。
左下の歯車マークをクリックして「バックアップと同期の設定…」を押す。
動機する項目を選んで「サインイン」を押す。
「Microsoftでサインイン」か
「GitHubでサインイン」を選ぶ。
画面の指示に従ってアカウントの情報を選んでサインする。
以降は選んだアカウントにサインすることでプラグインやテーマなどが複数環境で同期されるようになる。

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挨拶

このサイトの著者:
NEVER_NOTHING(なっしんぐ)

フリーランスのITエンジニア
京都出身/東京在住